健康情報【4月】現代人が陥りやすい"新型栄養失調"とは
"新型栄養失調"とは、接種エネルギーは足りているにも関わらず
たんぱく質やビタミン、ミネラルといった体に必要な栄養素が
不足している状態のことをいいます。
高齢者や極端なダイエットをしている若い女性、
偏食がある子供や男性にも多くみられるため
食事内容を見直す必要があります。
【新型栄養失調になりやすい食生活パターン】
①偏食
「〇〇抜き」「〇〇だけ」といった偏った食べ方は
ビタミン、ミネラルの不足を招きやすくなります。
②極端なダイエットや過度な健康志向
高カロリーな食事を避けるあまり、野菜は食べていても
肉や魚、卵、大豆食品などは食べずに、
たんぱく質が不足してしまう傾向があります。
③糖質と脂質の過剰摂取
インスタント食品、ファーストフード、ラーメン、コンビニ弁当
などが中心の食生活は、糖質と脂質を取り過ぎる原因になります。
【新型栄養失調を防ぐには】
新型栄養失調になると、たんぱく質不足によって筋肉量が減少し、
かえって太りやすい体質になってしまいます。
さらに、ビタミンやミネラルの不足はエネルギー代謝に影響し
疲れやすくなったり、肌荒れや免疫機能低下、貧血、骨粗しょう症など
さまざまな症状が出る場合もあります。
【新型栄養失調にならないための対策】
その1 食品の数を意識する
おにぎりやパンだけ、サラダだけなどの単品ではなく、
複数の食品を組み合わせることを意識しましょう。
「主食、主菜、副菜」をそろえると、自然と食品の数も増えます。
その2 食事全体の色を意識する
黒、緑、黄、赤、白など、食事全体の色バランスを意識すると
体に必要な栄養をまんべんなく取ることができます。
多くとり過ぎている色があれば控えることも大切です。
※アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイスより